又吉氏の「火花」の中に「劇場の歴史分の笑い声が、この薄汚れた壁には吸収されていて、お客さんが笑うと、壁も一緒になって笑うのだ」という一文があります。 これまでに長崎ブリックホールの壁はさまざまな名演奏を聴いたことでしょう。今回の全国大会でも名演奏が生まれ、ブリックホールの壁に吸収されるでしょう。その二日間の最後にまた、会場中の合唱を愛する皆さんによる「Ave verum corpus」は、ブリックの壁はもちろん、長崎の遥か上空にもその深い深淵にもある魂にも、何ものにも代え難い慰めとして届くことでしょう。
Name: 伊藤
From: 連盟
E-mail: dynger5070.29@mxc.cncm.ne.jp
今年も師走を迎え、皆様にはお忙しい日をお過ごしのことと存じます。
日頃から合唱連盟諸行事には多大なるご協力をいただき感謝申し上げます。
先日の全日本合唱コンクール全国大会大・職・一般の部もおかげさまで無事に終了することができました。重ねて御礼申し上げます。
また、明日は純心大にて第22回ヴォーカル・アンサンブル・フェスティバルが開催されます。今回は60チームの素敵なアンサンブルが聴けますので、お時間のある方は純心大学にお越しください。入場無料です。
詳細は「お知らせ/連絡」をご覧ください。
さて来年、2016年12月23日に長崎交響楽団との共演で「ブラームス ドイツ・レクイエム演奏会」を開催することに致しました。
ご存知の通り、「ドイツ・レクイエム」は大作曲家ブラームスの作品の中でも壮大なスケールを持つ代表作とも言えるものです。
Wikiでは
「通常レクイエムはカトリック教会において死者の安息を神に願う典礼音楽のことであり、ラテン語の祈祷文に従って作曲される。しかし、ブラームスはプロテスタントの信者であり、この曲ではマルティン・ルターが訳したドイツ語版の聖書などに基づいて、ブラームスが自分で選んだテキストを歌詞として使用している。また、演奏会用作品として作曲され、典礼音楽として使うことは考えられていないのが、大きな特徴として挙げられる。ブラームス自身も、「キリストの復活に関わる部分は注意深く除いた」と語っている。ブラームスの作品としては珍しいほどポリフォニーが巧みに活かされた作品であり、初期作品ピアノ協奏曲第1番の第3楽章にも見られるようなバロック音楽、特に大バッハやハインリヒ・シュッツの影響が顕著に見て取れる。また第1曲の旋律が全曲にわたり用いられており、楽曲構成にも統一が意図されている。」という解説があります。
「第九」以外ではあまりドイツ語に馴染みがないと思いますが、来年1年間を通しての合唱講習会として位置付けをし、この大曲を連盟全体で取り組んでいきたいと思いますのでご理解をお願いいたします。
現在、参加メンバーを募集中です。連盟加盟団体の方はもちろん、加盟団体以外の方でもご興味のある方はご応募ください。
来年1月31日(日)から月に1回のペースで練習が始まります。
こちらも詳細は近々HPにアップいたします。